健康経営を促進するサービス会社利用も企業は必要

近年は、社員の健康を第一とする会社が増えてきています。これは先進国日本においては高度経済成長期などに少々置き去りにされてきたものでもありました。昭和の時代は「風邪くらいで会社を休めない」「熱がちょっとくらいあっても無理に出社する」というモーレツ社員の方が会社の評価が高かった時代もありましたが、今考えればそういう状況はとんでもなくあり得ないことです。従って多くの会社で健康経営という概念が生まれ、そういったことをサービス提供する企業も増えてきました。

近年はこの健康経営という部分において社会問題の一つがメンタル面でしょう。多くの会社でうつ病などで休職に追い込まれる社員も増えていますので、健康経営のサポートをサービスとする業者では「ストレスチェック」などのサービスも広く提供されています。ちなみにストレスチェックの結果などは個人情報にもかかわる部分なので非常にデリケートな問題です。従って個人情報が漏れないような信頼出来るサービス業者かどうかも提携する際は慎重に吟味しなければなりません。

ちなみにこういった健康経営に主眼を置いても、昨今のストレス社会では見えない部分で社員が心を病んでいることも多いです。従って経営者は「うちは社員の健康への対策もうったから完璧だ」と偉そうにならないことが重要です。社員が生き生きと仕事が出来ているかや、部下と上司の風通しがいいかなどは随時チェックしておくことが将来の会社の発展を左右する、ということは忘れないでおきたいものです。

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